業務内容の紹介
病棟薬剤業務
各病棟に専任の薬剤師を配置し、患者様の入院前からの使用薬剤の把握、持参薬鑑定、処方提案、疑義照会、副作用の確認、相互作用の確認、自己管理指導、他職種からの質問等に対応しています。
薬剤管理指導業務
患者様の病室に伺い、薬の服用歴、副作用歴、コンプライアンスの確認等を行います。また、薬の薬効・用法・用量等を説明します。薬の服用する目的を説明することで、患者様に納得して服用してもらえるようにお伝えしています。薬を有効かつ安全に使用するためには適切な評価が必要であり、患者様に会いにいくことは必要不可欠と考えます。
内服業務
患者様の今までの経過、病状、服用歴、相互作用等を確認し、調剤を行います。処方内容の確認は、患者様の病状を把握している病棟専任薬剤師が行い、調剤担当者が調剤を行います。業務内容を明確に分けることで、適切な薬物治療の提供、医療安全の確保、業務効率化に取り組んでいます。
調剤環境は、2023年12月から電子カルテを導入しています。業務効率化や安全性向上等の観点から、可能な限り医療DXを進めています。
注射業務
内服業務同様に処方内容を確認し、翌日分の調剤を行います。調剤した輸液やアンプルは、患者毎の引出に個人別で配置しています。他の薬剤師がダブルチェックを行ってから病棟に払い出します。また、投与時に注意すべき薬剤がある場合は、看護師に付箋紙等で注意喚起をしています。
DI業務
厚生労働省や医薬品メーカーによる医薬品安全情報等を収集し、関係部署へDIニュース等で周知・伝達するなど、医薬品に係わる情報発信を行っています。また、病棟担当薬剤師と連携して、患者様の薬剤についての必要な情報を収集・共有しています。
注射剤無菌調製業務
高カロリー輸液と抗がん剤の無菌調製をクリーンベンチと安全キャビネットで行っております。感染予防や医療安全の観点から、原則すべての高カロリー輸液と抗がん剤の無菌調製を行っています。